砂遊び、絵の具遊びが苦手!?それでもやらないのはもったいない。

みーさん
みーさん

こんにちは。

川崎市幸区で0〜3歳の親子教室を開講している保育士歴10年のくらたみゆきです。

うちの子は砂遊びなど手が汚れる遊びが嫌いなんです。どうしたらいいですか?

みーさん
みーさん

手が汚れることを嫌がるお子さんもいますよね。

実は私の息子も手が汚れる遊びは苦手でした。手に砂がつくだけで「洗ってー!」

と泣いていましたよ。でも、感触遊びは脳の発達、手の発達にとっても効果的です。

ではどうしたら感触遊びを楽しめるようになるでしょうか。

感触遊びの効果

感触遊び苦手

感触遊びは手が器用になるだけでなく
手からの刺激で脳を著しく発達させます。

手は第二の脳と言われています。

ドロドロ、サラサラ、冷たい、温かいなどの
いろいろな感触を手足で感じながら、
握ったり丸めたりちぎったりすることで、
大脳を働かせて五感を刺激していきます。

水を混ぜたり、丸めたりして形が変わるので
子どもたちの興味も掻き立てられます。

イメージにあわせて崩したり
繰り返し楽しんでいく中で
創造力、集中力、挑戦力などを養う基礎を
身に付けていきます。

感触遊び苦手な子

感覚遊びをたくさんしてきた子は、
好奇心旺盛で、「何故・どうしたらいいの」など
考える力もつき、新しい物事にも動じずチャレンジします。

これは成長していく上で身につけておきたい
生きる力ですね。

感触遊び苦手な子

だから感触遊びが苦手なお子さんにもぜひ行ってほしい遊びです。

子どもは警戒心を持っている

子どもが手が汚れることを嫌がるのは悪いことではありません。

子どもは警戒心を強く持っています。

初めてのことや、身の危険を及ぼしそうなことに対してはとても慎重です。

感触遊び苦手な子

まだまだ経験が少ないので、

「もしかしたら怪我をするかもしれない、死んでしまうかもしれない」

という防衛本能が警戒心を強くしています。

自分を守るための必要な本能ですね。

だから、砂遊びや絵の具遊びで手が汚れると

「大丈夫かな?」

感触遊び苦手な子

と不安になってしまう子もいます。

そんな子どもの気持ちをまずは受け入れてあげたいですね。

その上で感触遊びが楽しめるようになる工夫をしていきましょう。

感触遊びが好きになる工夫

手が汚れない遊び方で楽しむ

感触遊びが苦手な子に
「触ってごらん!」
と言っても当然触りません。

だからまずは汚れない方法で
感触遊びが「楽しい!」という経験を積んでいきます。

例えば、砂遊びだったら
手が汚れないようにお砂場セットなどを使って遊びます。

絵の具遊びだったら筆やスポンジ、ローラーなど利用するといいですね。

感触遊び苦手な子

道具を使って楽しく遊んでいるうちに
「触ってみよう」と意欲が生まれます。

まずは汚れない方法で
感触遊びが楽しい!と思える経験を積んでいきましょう。

ママやパパも一緒に楽しむ

感触遊び苦手な子

子どもは見ることで学びます。

大好きなママやパパが楽しんで遊ぶ姿を見ることで
「楽しそう!」
「そうやって遊ぶんだ」
と楽しい遊び方を学んでいきます。

そんなママやパパの姿を見ているうちに
「やってみよう」
と自分からやる気が出ることもあります。

まずはママやパパが思いきり楽しんで遊んでみてくださいね。

見る姿を保証する

②の「ママやパパも一緒に楽しむ」と重複する部分がありますが、子どもはよく見ています。見て学びます。

だから子どもがもし、じーっと何かを見ていることがあったら満足するまで見せてあげてください。

例えば、子どもが砂場でお友達がダイナミックに遊んでいる姿をじーっと見ている場合。

「あんな風に遊ぶんだ」
「楽しそうだな」

と、お友達を観察しながら、あたかも自分が遊んでいるかのように頭の中でイメージします。

そのイメージはいずれ実際に遊ぶことにつながっていきます。

だから
「あの子みたいに遊んでごらん」
と声をかけたりするのではなく、満足するまで見せてあげましょう。

汚れてもいいという声かけをする

ママやパパも普段から
「汚れることはダメ」
という声かけを減らして

「汚れてもいいんだよ」
と伝えていきましょう。

例えば
「洋服が汚れちゃうからやめて!」
という声かけを普段からしていると

汚れる=ダメ

と覚えてしまいます。

もちろん、お出かけの時の服は汚れてほしくない時もありますよね。

そんな時は
「今日の服は大事なお洋服だから汚れないようにしてね」
と伝えるといいですね。

子どもは汚れるのが当たり前です。

普段の生活の中では、汚れてもいい服で過ごし
「汚れたら困る服」は特別な日だけにしましょう

親が汚れを気にしていると
子どもも気にします。

汚れてもいい服
汚して遊んでもいい場所
などを用意してあげ
「汚れてもいいんだよ」と伝えていくといいですね。

感覚過敏のお子さん

感触遊びが苦手な子の中には
感覚が過敏なお子さんもいます。

例えば
洋服のタグを気にする
手や足、顔の汚れを極端に嫌がるなどがあります。

感覚が過敏な子に対しても、無理強いはせず

「何ができるかな?」

とお子さんをよく観察してできることから楽しんでいきましょう。

楽しく遊ぶ経験を積むことで、少しずつ慣れて
遊びの幅を広げていきます。

継続することが大事

苦手だからやらない、やらせないのではなく、

遊ぶ機会作りをしてほしいなと思います。

そして1度やらなかったら諦めるのではなく、継続していくことが大事です

私の息子も汚れることは本当に苦手でしたが
絵の具遊びを継続して楽しんで行うことで
少しずつ汚れを気にしなくなりました。

今では大胆に遊ぶようなうになり
より一層絵の具遊びや砂遊びを楽しんでいます。

脳の発達を促し、手の器用さにもつながる感触あそび、遊ばないともったいない!

手が汚れるのは苦手!
というお子さんは多くいます。


無理やり遊ばせるのではなく
お子さんが取り組めるところから
少しずつ楽しんでいけるといいですね。

ーーー

感触遊びはスプーンやハサミをうまく使うための手も育てます。

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