ポイポイ投げないで!赤ちゃんが物を投げる訳

みーさん
みーさん

こんにちは。川崎市幸区で0〜3歳の親子教室を開催しているくらたみゆきです。

10ヶ月の娘がなんでもポイポイ投げて困っています。叱るべきでしょうか?

みーさん
みーさん

お子さんが物をポイポイ投げて困る!ということはありますよね。投げて誰かに当たったら危ないし、物も壊れるかもしれない。

やめさせたい!と思ってしまいますが、ちょっと待って。

「物を投げる」という行為にはきちんと理由がありますよ。

ではなぜお子さんは物を投げるのでしょうか?

生後6〜10ヶ月ごろのお子さんはお座りができるようになると、手の機能がぐーんと発達します。

その頃から物を投げることが始まります。

座ったままおもちゃを後ろに投げたり、机の上のものを払い落としたりします。

この頃の赤ちゃんはそれらの動きをすることで手の使い方を覚えています。

例えば物を投げるのは転んだ時に手をつく練習でもあります。

転んだ時、さっと手を出すことができないと顔を思いきりぶつけてしまい自分の身を自分で守ることができません。

将来必要になる動きを、赤ちゃんの頃から身につけようとしているのですね。

だから赤ちゃんのやることには必ず意味があります。

思う存分投げさせてほしいなと思います。

でも、おもちゃを投げられたり、物を払い落とされると

「あぶなーい」

「壊れる!」

「やめて!」

となりますよね。

人がたくさんいる、投げてしまっては危ない!という場所ではもちろんやめさせてください。

その代わり家では投げてもいい場所と物を用意してあげて、思う存分その動きをさせてあげて欲しいと思います。

私の10ヶ月の娘もポイポイと物を投げたりするのがブームでした。

特にタンスの中から洋服をポイポイ。

「あー、また畳まなきゃ、、、(畳むの面倒臭い)」

と思うのですが、

「集中してるから今のうちにやりたいことやろう」と放って置いてます。見守っています。

それらを十分にやり尽くすとある時期からやらなくなりますよ。

お子さんが自分で自分を成長させるために行っていることをなるべく止めないように、ぜひママがお子さんが満足できる場所や時間を作ってあげてくださいね。

次回は「子どもが叩いてきて困る!防ぐコツと伝え方」についてお伝えしたいと思います。

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