こんにちは。
川崎市幸区親子教室ぐちゃぐちゃ遊び認定講師、保育士歴10年のみーさんです。
イヤイヤ期は自分の思い通りにならないと
「お菓子買ってーーー!」
「ジュースが飲みたいーーー!」
「イヤー!」
時には床に寝転がってバタバタ!何してもダメ、お手上げ状態、、、。なんてことも。
自己主張をすることは良いことですが、エスカレートするとママやパパは疲れてしまいますよね。
では、このような時はどのように対応するのが良いのでしょうか。
イヤイヤ期とは
そもそもイヤイヤ期とは、歩行が安定した頃から少しずつ始まります。
それは自分で好きな場所に移動できるようになると「親と自分は違うもの」という気持ちが発達していき自立したい!という気持ちが芽生えてきます。
「こうしたい!」という気持ちが発達してきますが、自分で気持ちをコントロールする脳が未熟です。
だから「裸でいたい」「帰りたくない」など色んな理由でイヤイヤします。
親にとっては、大変面倒な時期ですが子どもがぐーんと成長する大事な時期でもあります。
ではイヤイヤ!と寝転がって泣き叫ぶなどの癇癪(かんしゃく)を起こしたときはどのように対応したらいいのでしょうか?
癇癪を起こした時だけ反応しない・放置する
「これ以上エスカレートしたら困る」ということに対しては過度に反応しないようにしましょう。
なぜなら、
イヤイヤ期の子どもの特徴として
「私を見て!注目して!」(愛されたい)
という承認欲求が強くあります。
例えば「お菓子買って−!!!」
とママやパパが困るような子どもの要求に対して、
「買わないって言ったでしょ!」
「言うこと聞きなさい!」
と怒鳴ったり、大きな声で叱ったり、怒るなど表情を変えることは子どもの承認欲求を満たしています。
子どもはママやパパが例え怒っているとしても
「自分に注目してくれた」
「こうすればママ、パパは自分のことを見てくれるんだ」
と勘違いしてしまう場合があります。
だからママにとって「エスカレートしたら困る」ことにはあまり反応しないようにしましょう。
反対に「抱っこして」「話を聞いて」「一緒に遊んで」という子どもの要求に対してはなるべく応えてあげるようにしましょう。
でも、それもエスカレートするとママやパパには困った要求となってしまいます。
なるべく子どもの「私を見て!」のアピールが出る前に子どもに注目してあげるといいですね。
話しかけたり、話を聞いたり、ママから抱っこをするというのもいいと思います。
子どもの機嫌がいい時やおとなしい時はママやパパは携帯ばかり見て、子どもが泣いた時、いけないことをした時だけ怒るなどの対応をすることは避けたいところ。
子どもはちょとしたことでも「私のこと好きなのかな?」「ちゃんと見てるのかな?」と不安になってしまうものです。
普段の生活の中で、「ちゃんと見てるよ」「大好きだよ」とバシバシ伝えてあげ、「これ以上エスカレートしたら困る」ということには冷静に対応してし自分で機嫌が治るまで側で見守る程度にしましょう。
安全を確保する
かんしゃくを起こすとうぎゃー!と泣いて時には寝転んでバタバタと暴れることもあります。
道路や頭をぶつけてしまいそうな危険な場所だった場合は安全な場所に移動させましょう。
理屈で止めようとしない
「風邪ひいちゃうでしょ」
「ズボン履かないと恥ずかしいよ」
親はかんしゃくを止めようとして理屈を伝えます。
でも子どもは親の理屈が
「自分を受け入れられていない」
と思いもっと暴れたりします。
だから興奮状態が治ったら、
「いやだったんだね」と共感する声かけにとどめましょう。
脅さない
「鬼がくるよ」などの脅しは初めのうちは効果があっても、
いずれ実際には起きないことを子どもは知ります。
その時、「ママは言うことを聞かせるために嘘をついてたんだ」と
不信感を与えることになりますので控えた方がいいですね。
ママやパパは子どもの負のオーラから身を守ろう
子どもの泣き声、暴れる姿を見ていると側にいるママやパパも一緒にストレスが溜まってきます。
負のオーラは伝染しやすいのです。
でもママやパパまでもイライラしたりする必要はありませんね。
だからイライラしない対処法で乗り切りましょう。
私は子どもがかんしゃくを起こした時には以下のような方法でイライラしないように気をつけていました。
・トイレにこもって1人になる
・ワイヤレスイヤホンで子どもの泣き声をシャットダウンする
・少し離れたところから見守る
それでも子どものイヤイヤにイライラすることはあります。
そんな時は頑張った自分へのご褒美を忘れないようにしましょうね。
私はよくコンビニのスイーツを買っています♡
自分に合った方法で子どもの負のオーラが伝染しないように気をつけましょう!
まとめ
かんしゃくは子どもが自分で気持ちのコントロールをする練習をしています。
親ができることは機嫌を直してあげることではなく、脅すことでもありません。
「安心、安全」を保証してあげること・自分で立ち直ることができると信じることだけです。
「放置」という言い方は良くないかもしれませんが、子どもの気が済むまで主張をさせてあげましょう。