イヤイヤ期の子どもは
「着替えるのイヤ!靴を履くのイヤ!お風呂入るのイヤ!」
とにかくイヤイヤ!と主張することがあります。
これぞまさにイヤイヤ期。
そんな時に「あら?意外とすんなり話を聞いてくれるじゃん」となる方法をお伝えします。
これは私が保育士時代によくやっていた効果的な方法ですよ。
イヤイヤ期は、自分の気持ちがあること、1人の人間であることを自覚しはじめて
「ママの言うことなんか聞かないぞ、今はそんな気分じゃないもん!」
と抵抗する時があります。
ママが無理やりやらせてしまうこともできるけど、抵抗する子どもを無理にやらせるのは、、、
結構疲れます、、、。
イヤイヤせずにスムーズにできたら楽ですよね。
そんな時はぬいぐるみを使ってママの気持ち、子どもの気持ちを代弁してもらいましょう。
例えば、「お風呂入るのイヤ!」となった時。
ママはぬいぐるみを使って小芝居をします。
ママはママの気持ちを話し、くまさん役のママは予想される子どもの気持ちを話します。
それでは「お風呂入るのイヤ!」となった時の小芝居をご覧ください。ちょっと長めです。
題「お風呂入るのイヤ!」
ママ役→ママ くまさん役→ママ 子ども→イヤ男
くまさん、あのね、聞いてほしいことがあるの。
イヤ男くんがお風呂に入りたくないんだって。
でもね、今日はいっぱい汗かいたからお風呂に入ってスッキリ気持ちよくなってほしいんだ。
そうか。ママはイヤ男くんにお風呂に入ってほしいんだね。
お風呂に入るとスッキリして気持ちいいんだね。
そうなの。でもイヤ男くんはなんで入りたくないのかな?
イヤ男くんはきっと今はお風呂に入る気分じゃないんだよ。せっかく楽しく遊んでるし。
もっと遊びたいんだと思うな
そうか、今は遊びたい気分なんだね。困ったな。いつなら入る気分になるのかな?
そうだね。イヤ男くんに聞いてみるね。イヤ男くん、お風呂に入ったら気持ちいいんだってよ。
良かったら一緒にお風呂に行かない?
ここまできたら、小芝居を見ていた子どもは「入る!」となるはず、、、。
ならないこともありますのでご了承ください。
*実際にやる時はもう少しママの気持ち、子どもの気持ちを詳しく話します。
と、長くなりましたが要するに
・ママの気持ちを話す
・子どもの気持ちをぬいぐるみが話す
そのことで、
子どもはママの気持ちに気づきます。
そして、
子どもは自分の気持ちにも気づきます。
子どもはイヤなことはあるけど、それがなぜイヤなのか気持ちを言葉にできないし、あやふやでもあります。
そこで、ぬいぐるみが代弁してあげることで子どもなりに整理して気持ちが落ち着くことがあります。
子どもはぬいぐるみが言葉にしてくれた、分かってくれたと思うと「イヤ!」とカチコチに固まっていた心がほぐされ素直になることがあります。
「おいおい、そんな小芝居イヤだよ。ママと子どもの気持ちを伝えればいいんでしょ。ぬいぐるみを使わなくてもいいんじゃない?」
と思われる方もいるかと思いますが、
ぬいぐるみは大事な存在!
ぬいぐるみがいることで
「ママVS子ども」とバチバチした場に、
なんでも分かってくれる子どもの味方ぬいぐるみが登場
することで子どもは話を聞いてくれやすくなります。
ぬいぐるみがいない時は、手でキツネを作ったり、タオルや木の枝など身の回りにあるものなんでも使ってください。
とにかく第三者となるものを登場させましょう。
小芝居をするときのポイントは
・ママは真剣に悩んでるママ役を演じることです♡
小芝居をしてる時に、ふと我に返ると
「あれ、私小芝居までして必死じゃん」と笑えますが、時間のある時に1度やってみてほしいなと思います。
意外と子どもは真剣に小芝居を見てくれますよ♡
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